甘い臭いのする犬の口臭の原因と対策のポイントについて

甘い口臭

犬の口臭が甘く感じられる場合は、もしかしたら不快に感じない方もいるかもしれません。
しかし健康な犬というのは、口臭がしないものです。

 

そのため例え甘い臭いであっても口臭がするようになったら、何らかの異変が起きていると考えたほうが良いでしょう。

 

まずはその臭いが口の中からきているのか、身体の中から吐き出される息が臭うのか確認してください。
身体の中からのものならばその原因を探り、早めに対策しましょう。

 

甘い臭いの原因は何?

 

甘い臭いの口臭から考えられるのは、糖尿病や胃炎などの身体の中の疾患です。
甘い臭いといってもキャンディーのような匂いではなく、フルーツが腐ったような甘酸っぱい臭いといったほうが近いかもしれません。

 

糖尿病の場合は血液中に糖が多くなることで、口臭が甘酸っぱくなることが考えられます。
胃炎も胃酸が多くなり口に上がってくるため、胃酸の甘酸っぱい臭いがします。

 

口からこのような臭いがするということは、正常でない状態にあると言えるでしょう。
どちらも食事の不摂生により起こることが多いです。

 

日頃糖分の多いおやつや、人間の食べ物などを与えている場合は注意が必要です。

 

運動不足の場合もこれらの疾患に結び付きやすくなります。
また胃炎はストレスや誤飲誤食によって起こることもあります。

 

口臭だけでなく尿も甘酸っぱい臭いがすることがあるため、毎日確認しましょう。

 

糖尿病の予防や対策は?

 

糖尿病はかかりやすい犬種とそうでない犬種がいるので、まずは愛犬がどちらに分類されるか確かめてください。

  • ミニチュアシュナウザー
  • ダックスフンド
  • プードル

などは特に糖尿病になりやすいと言われているため、管理を徹底する必要があります。

 

その他の犬種であっても、食べ過ぎてしまう子や1度にたくさんの量を食べる子はリスクが高くなります。

 

6歳以上になると発症する子が多いというデータがあるので、その年齢に近くなったら特に注意しなくてはいけません。

 

またドカ食いをする子には、ゆっくり食べられるように工夫された食器を使うのもおすすめです。
糖尿病が疑われる場合は、同時に水を飲む量やおしっこの量がふえます。

 

症状が進むとたくさん食べているのにも関わらず、体重が減少してくることもあります。
これらの症状が出ていないか確認して、出ているようならばそれらを細かくメモして医師に相談しましょう。

 

糖尿病は放っておくと合併症になる危険もあるため、自分で何とかしようとせずに素早く病院で診てもらってください。

 

胃炎の対策のポイントは?

 

胃炎には慢性胃炎と急性胃炎がありますが、予防方法は大体同じです。

 

消化されやすいフードを数回に分けて適量与え、誤飲誤食をしないように気をつけることです。

 

おやつも消化しにくいものは避けたほうが良いでしょう。
特に高齢になってくると今までは問題なく食べていたフードやおやつでも、消化しきれずに胃の中に残ることが増えてきます。

 

小さくちぎったりフードやおやつの種類を変えたりして、胃に負担がかからないようにしてあげましょう。

 

また毎日運動や遊びを取り入れて、ストレスを溜めないようにすることも大切です。
胃炎を引き起こしている場合は、元気がなくなったり嘔吐したりするようになります。

 

お腹に触れられると嫌がる子も多いので、優しくお腹に触れて確認してみましょう。
急性胃炎や軽い胃炎であれば、絶食などの方法で自然治癒することも多いようです。

 

しかし慢性胃炎で潰瘍ができている場合は取り除かなくてはいけないため、安心して過ごすためにも検査を受けたほうが良いでしょう。

 

まとめ

 

上記で記したように、健康な犬の口からは甘い臭いがしません。
この甘い臭いを防ぐには、原因となる疾患を引き起こさないように予防することが大切です。

 

愛犬の犬種や性別、年齢などからかかりやすい疾患などをあらかじめ確認して、日常生活の中で気をつけてあげるようにしましょう。

 

それでも甘い口臭がしてきてしまった場合は、今回紹介したようなトラブルが起こっていることを念頭に置きましょう。

 

疾患の種類によっては自分で改善できる可能性がある場合もありますが、その判断を自分で行うのは難しいものです。
必ず1度医師に相談して、医師の指示に従って対策してくださいね。